狐の棲家

あっ、失礼。気ぃ抜いてました。・・・それではつづき

この公園界隈に暮らしているキツネはまだいました。
「りく」「おく」と名付けた2匹も後から参加。体つきはまだ小さいので、誰かの子供なのかも知れません。

毎朝のキツネ同行スケジュールは、
まず、駐車場側からの上り口を行き、公民館の手前あたりから始まります。
ここで私、軽いストレッチを行うことにしているのですが、いつの間にか覚えられていたようで、あるものは待機。あるものは音に気がついて、そろそろと集まってきます。
ストレッチの間は、お行儀よくおやつが配られるのをじっと待ってます。

ストレッチが終わったら、一緒に移動。大きな声では時節柄言えないのですが、わたくし喫煙者なもので、園周に建てられた記念碑そばの石段へと連れ立って歩いていきます。


んでもって、こちらが一服つけるのを思い思いの格好で見つめてきます。
嫌煙者の方々すみません こちらが紫煙を吸い込んだところまでじっと待ってくれています。そして配られたおやつをめいめいで召し上がるという算段です。
不思議なもので、彼らは決して争って取り合いなどしません。等しく投げてくれるのがわかっているみたいです。

その後よきところで(ちゅうかスナックが無くなったところで)解散。というか私が軽く挨拶をして立ち去ります。決して追いすがったりしないのが、賢いところですね。

ところで一時期、最古株の「ふう」が姿を表さないことがありました。
wiki等での記事によると、”野良のキツネの平均生存年数は2年程度”とのこと。ものすごく残念なことですが、それもサダメと悲嘆していたところ

ある朝ひょっこり「ふう」登場。ストレッチ時に顔を覗かせただけで、すぐにどこかへ行ってしまいました。

怪訝に思いながらも石段の休憩所にたどり着いたら、 なんとチビこい2匹を引き連れて再登場。
まだ馴れてないので上の方まで近づいてこないし、カメラを向けてもすぐに逃げ去ってしまいます。 写真はその決定的瞬間。

こうして新しい家族?が増えたりもします。そういえば最近「すい」の姿が見えないような・・・
そんなこんなで棲家の毎日が過ぎゆきて行きます。